この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
ウルセラは全てのハイフ美容機器の中で、唯一リフトアップ効果があるとしてFDAの承認を得ております。
FDAの承認を得るにあたり、アメリカの様々な医療研究機関での臨床実験が行われ、治療の「効果」や「安全性」が立証されています。
ウルセラは世界中で使用されている医療ハイフ機器であるため、症例数や、効果やリスクに対して情報のシェアも多く、そういった意味でも安全に治療ができます。
ウルセラは、機械にエコーが搭載されており、皮膚の深さをみながら治療ができます。他のハイフ機器にはない機能の一つです。
エコーで皮膚の組織がすべてはっきり映るわけではありませんが、筋膜の位置などを確認しながら治療をすることが出来るため、安全に正確な層に超音波を届けることが可能です。
ハイフ治療は正確な深さに熱を届けることが重要であるため、高い効果を出すことができます。
ウルセラには認定医制度があります。
ウルセラ認定医の資格はウルセラの機器を導入する際に専門の指導を受けた医師が持つ資格です。
ウルセラによるたるみ治療を受ける際には、認定医の有無だけでなく、実際に治療を経験している件数、症例数などもみていくと良いでしょう。
ハイフでのたるみ治療の価格を調べてみると、大きな差があります。
機械本体や使用する消耗品等のコストの関係、医師照射か否か、組み合わせるカートリッジの種類、治療のショット数など、価格の差には様々な理由があります。
ウルセラは元々機械本体や消耗品の価格が他のハイフに比べて高価であることと、認定医が照射することが多いというのもあり、治療価格が高くなる傾向にあります。
医療ハイフの先駆けであるウルセラは、10年以上切らないたるみ治療の現場で活躍し続けています。
現在はウルセラに続き、多くのハイフの機械がたるみ治療に使われていますが、数あるハイフ機器の中でも、ウルセラが最高峰であると言われる理由がいくつかあります。
一つ目は、出力が強く、パワーがあるため高い効果が出せること。二つ目は、ハイフの熱凝固点が均一であり、熱の加わる深さが正確であること。
実際に照射の実験をしてみると分かりやすいですが、ウルセラは凝固点が均一で、深さにもばらつきがなく、確実に狙ったところにアプローチが出来ています。最新医療ハイフが多く存在する昨今ですが、パワーに加え、この精巧さはウルセラが突出しており、今現在でも最高峰と言えるのではないでしょうか。
ウルセラの痛みは、アプローチをする深さや治療の部位によって変わります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、照射する部位のどこもかしこもが痛いというよりは、部分的にピリピリと響くような痛みや熱感を感じたり、時々鋭い痛みを感じたり、といった感覚です。麻酔の使用に関しては、治療を行うクリニックの方針があります。
全身麻酔での治療を推奨している施設もありますし、強い麻酔は使用せず、バイブレーションボールや冷却ジェル、表面麻酔、ブロック麻酔などを工夫して痛みを緩和しながら治療を行う施設もあります。
実際には、強い麻酔を使わずとも多くの方が治療を受けられています。
ウルセラの出力は4段階でレベル設定が可能です。
出力の設定は、医師が判断します。
出力とショット数に関しては、低すぎ、少なすぎ、ではウルセラ本来の効果が出せません。しかし、ハイレベルでショット数が多すぎてもダメージが勝り、理想的な効果にならないことがあります。
ハイレベルで多く照射するのが合っている方もいれば、そうでない方もいます。脂肪の量、たるみの状態、年齢なども関係してきますが、個々に合わせて痛みや熱感の状態を確認しながら効果的な治療をするのが大切です。
また、ウルセラのリフトアップに関しては、深さも大切です。エコーで筋膜を確認しながら4.5㎜と3.0㎜の両方をバランスよく照射する必要があります。この2層を重ねて治療することが特にリフトアップに効果的です。ショット数に関しては、複数の層を重ねるほどに多くなります。
ウルセラはパワーが強い為、やみくもに照射をすると顔がコケる可能性もあります。しかし、正しく治療をすればそのような心配は少なく、むしろリフトアップ効果の高い医療ハイフです。
解剖学を熟知し、ウルセラでのたるみ治療を理解している医師が治療をすることが大前提となります。
強いパワーで、深く熱が加わるということは、その分リスクも伴います。
ウルセラの照射時に最大限に注意するべきことは、神経への影響です。
ウルセラでのリフトアップ効果は筋膜をターゲットに治療をすることが不可欠ですが、筋膜付近には重要な神経や血管も存在しています。その為、ウルセラは危険な範囲は避けて照射をします。
解剖学に熟知した医師が治療をしますが、施術時も、患者様に痛みや響く感覚などを逐一確認しながら行うことで、リスクを避け、安全に高い効果を出すことができると考えます。
ウルセラのデメリットは、目周りや口周りなどのパーツ周囲に細やかに照射が出来ない点です。神経障害のリスクを回避するため、禁忌となる照射範囲が存在します。
特に目元や口元はたるみが生じやすい部位であり、そこに直接治療ができない点はデメリットとも受け取れる場合があります。直接照射が出来ない分、周囲の引き上げをはかることで、極力アプローチをしていきます。
ウルセラは肌の深層部にアプローチをかけ、たるみの改善と予防を目的とした切らないたるみ治療です。
特にたるみのリフトアップ効果が高く、自然に効果が現れるのも人気のポイントです。たるみ治療にぜひご検討ください。