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美容コラム

2023/2/172023/2/17執筆者 尾松医師

たるみ専門クリニックが推奨【50代が選ぶ美容医療】

たるみ専門クリニックが推奨【50代が選ぶ美容医療】

現状、たるみ専門クリニックには、50代や60代の患者様が多く通われています。たるみは、肌のお悩みの中でも、比較的年齢を重ねる段階で気になってくることが多いというのが理由の一つだと思います。

実際に通われている方々は、美容の為にどんな治療を行っているのでしょうか?
たるみ以外には何をしている?気になる治療についてご紹介します

目次

50代の美肌作りは何をする?

50代の美肌作りは何をする?

美肌① 均一な肌トーンを目指す

シミは、レーザーやIPL(光治療)で除去、美白剤の外用や内服で負担をかけずに薄くすることが出来ます。目立つシミは放置せず、治療をしましょう。シミが改善すると肌の印象も変わります。

シミ、くすみ、肝斑、きめの粗さ、乾燥、赤みなどの症状が強いと均一には見えず、人の肌は複合的にこれらの症状を抱えています。治療をし、予防を心掛けていくと、徐々にトーンが明るく整います。美白するというよりは、肌のトーンを均一に戻していくというイメージです。

美肌② キメの細かさ、滑らかさを手に入れる

キメが整うと、光反射が整い、それだけで明るい美しい肌に見えるようになります。キメを均一に整える治療としては、表皮と真皮の両方へアプローチが出来る治療を選択するのがお勧めです。肌の幅広い層にアプローチをかけると、肌自体の生まれ変わりが促進されます。新しい肌はキメも細やかです。

キメを整えて美肌を作る治療としては、「マイクロニードル」を使用した治療などをお勧めしています。ダーマペンや水光注射、ニードルRFなどは、表皮と真皮の両方にアプローチがかけられ、効果の実感も得やすいと好評です。

ニードル治療のダウンタイムや痛みが苦手という方は、薬剤を使用した治療もありますので、ご相談ください。

おすすめ施術:スカーレットS
おすすめ施術:ダーマペン4

50代「シワ」の予防と治療は何を選ぶ?

50代「シワ」の予防と治療は何を選ぶ?

あっていいシワとなくていいシワ

まず、「シワ」が全くない人はいません。ほうれい線は赤ちゃんでも存在します。表情ジワも笑えば出てきますし、眉間のシワがあることで説得力が増す場面もあるでしょう。

基本的に自然な状態にはシワの存在は欠かせません。ただし、シワが深い、多い、目立つ、このような状態になると、途端に老けて見えてしまうことがあります。シワを深く見せないために、予防することが大事です。

ボトックスとヒアルロン酸

シワ治療の第一選択は「ボトックス」です。特に表情ジワが過剰に寄るのを止めます。
既に刻まれているシワや、凹みが目立つパーツには「ヒアルロン酸」などのフィラー注入で改善します。

現在、ボトックスやヒアルロン酸はかなりの種類が存在し、コンビネーション治療が人気です。シワ以外の悩みにもアプローチが出来、美容医療には欠かせない治療となっています。

これらの注入治療は効果が分かりやすく、変化率が大きい反面、やりすぎると不自然になることもあります。パーツ1か所の治療でも全体のバランスをみることはとても大切ですので、医師と相談しながら治療をすすめていきましょう。

おすすめ施術:ボトックス
おすすめ施術:ヒアルロン酸

「たるみ」治療は2択

「たるみ」治療は2択

たるみを上げたい「リフトアップ」

たるみを改善するアプローチの一つとして、「リフトアップ」があります。

イメージは、髪の毛を頭の上で結んだ時や、お風呂上りや洗顔時にタオルを頭に巻いた時のあの感覚に似ています。ほんの少し上方向に抑えただけで、お顔の印象は変わります。

おすすめ施術:ウルセラ

たるみを引締めたい「タイトニング」

もう一つのアプローチ方法としては、「タイトニング」.です。わかりやすく言い換えると、ボリュームを抑え、小顔に見せるということです。

ボリュームが溜まっている部分をタイトニングさせて整えると、余分な重さが取れて、たるみも改善されて見えます。

おすすめ施術:サーマクールFlX

切るか、切らずに治療するか

切らないたるみ治療としては、機械によるリフトアップやタイトニングが有効で、医療ハイフ(HIFU)や高周波(RF)が活躍しております。

たるみ改善のための美容整形としては、代表的なもので「フェイスリフト手術」があり、また、糸を使ってリフトアップさせる「糸リフト、スレッドリフト」があります。

近年では「骨切り手術」や「脂肪吸引」などたるみ治療にとどまらず、大きく輪郭を変化させる方法も様々あります。どこまで変化を求めるかで選択肢の幅が変わってきます。

50代 美容医療の上手な取り入れ方

50代 美容医療の上手な取り入れ方

SNSの時代、情報に惑わされない

現在美容クリニックでできる治療はたくさんあり、選択肢が広がり、SNSなどで多くの情報も拡散しています。情報が多いのはメリットです。しかし、様々な情報に惑わされて、結果何がいいのかが分からなくなることもよくあることです。

まず「自分は何が一番気になるのか」、「どの程度変わりたいのか」、「ダウンタイムや痛みの許容範囲」など、自分なりの譲れない条件に関しては明確にしておきましょう。それをふまえて、自分に合った治療かどうかを判断していくことが第一です。

遠慮なく医師、専門スタッフに相談する

気になることは、初歩的なことでも、質問量が多くなっても、相談することが大事です。

最終的に決定するのは自分ですが、その前に存分にアドバイスや情報を得ることは納得して治療を受けるためのサポートになります。

「これがやってみたい」と思っても、実際の肌質やお悩みに対して適応があるかどうかの判断が難しいこともあります。まずは信頼できる医師に相談してみましょう。

治療を受けるだけで満足しない

美容医療は積極的な治療が多い分、受けた後もお肌のアフターフォローをするのがベストです。肌の回復スピードや、効果自体に差が出ます。

特に、治療の為に一時的にダメージを与えるものが多いので、普段以上に肌を保湿したり、日焼けに注意したり、過度な摩擦に気を付けたり、肌のダメージが早く正常に戻れるようにサポートしましょう。

50代の美容医療は、
予防と変化と改善のすべてが求められます。

50代を過ぎると、男女問わず20代や30代の頃には気にかけなかった美容の悩みと向き合う方が増えます。

すでにご自身のお悩みに合わせて上手に美容医療を取り入れている方も数多くいらっしゃいますが、何をしようか迷っている方、これから美容医療を取り入れていきたいと思っている方など、美肌作りやエイジングケアについてお悩みの方はぜひご相談ください。

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この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 理事長・医学博士
二宮 にのみや 幸三 こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。