この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
HIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波治療法)の略で、虫眼鏡で太陽光を集光するように、皮下で超音波を一点に集中させピンポイントで加熱し熱凝固点を作る治療です。
この特殊な超音波を利用し、たるみをリフトアップさせる治療方法が、HIFU(ハイフ)です。
ハイフは美容大国アメリカで誕生しました。最初に開発されたのが「ウルセラリフト」です。
「エコー画像を見ながら治療ができるシステム」を、美容機器に応用できないか?と考えたことがはじまりと言われています。
ハイフは、従来の機械治療ではアプローチが難しく、
フェイスリフトの手術に頼るしかなかった
「SMAS層」(筋膜)と呼ばれる組織に
効率良く熱エネルギーを伝達できるのが最大の特徴です。
この脂肪と表情筋との境の筋膜である「SMAS層」に熱が加わることで、機械治療によるたるみの「リフトアップ」が実現されます。
ウルセラは、「高密度焦点式超音波」と、「超音波画像診断機能」を組み合わせた美容機器です。
エコーで治療する深さの組織を「見ながら治療」することができます。
組織を逐一確認しながら照射ができるので、安全に確実な治療が可能で、照射をする医師側からも信頼が厚く、安心して扱える美容機器です。
ウルセラは、熱のパワーが強く正確に狙った層に熱凝固を作ります。
ウルセラは他の「HIFU」機器と比較した時に、この点状に作られる
「凝固点の深さ」、「間隔」、「点の緻密さ」(形や大きさ)など
全てにおいて正確です。
この正確さが、必要な部位に確実にコラーゲン変性を引き起こし、高い引き上げ効果や持続効果を生み出します。
ウルセラは、初めに眉毛のリフトアップ効果がある医療機器として、アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けました。
「メスを使わないたるみのリフトアップ効果」について初めて
米国FDAの承認を受けた、唯一のハイフの美容機器です。
安全性や有効性がきちんと認められています。
ハイフの最大の特徴は、狙った部分(皮膚の層)に熱凝固点を作ることです。
熱凝固点は一定の間隔でターゲット部位に加わり、コラーゲン生成を誘発し、結果的にたるみがリフトアップします。
熱を加える「深さ」でも出せる効果が変わってきますが、点状ハイフは、よりしっかりした「凝固点」を作るので、リフトアップ効果が高いのが特徴です。ハイフの先駆け「ウルセラ」は、ドットハイフです。
線状ハイフはターゲット部位を一貫して高密度に治療することが出来ます。ハイフが点状に加わってはいるのですが、連続的で高密度なため、線状に加わっているような感覚です。
高密度に正確な熱凝固点を作ると、より早く再生を促すことができ、その過程で肌のタイトニング効果が現れます。
最新のものでは、線状ハイフがさらに進化し、立体的にハイフの熱が加わる「脂肪溶解ハイフ」も登場しています。
ハンドピースがペン状になっているのがペンタイプのハイフです。より細かい操作ができるので、お顔の広く細かい部位にアプローチがかけられます。
ペンタイプハイフにも、線状ハイフと点状ハイフ、両方行えるマシンが登場しています。
ハイフと超音波導入が同時に行える「ハイフブースター」という最新施術ができるのも、ペンタイプならではです。
何よりもまず、ハイフといえばたるみの「リフトアップ」効果です。
「SMAS層」(筋膜)と呼ばれる組織に効率良く熱エネルギーを伝達できるのがハイフならではの特徴です。
特に、点状に熱を加える「ドットハイフ」で熱凝固を狙った層にしっかり作ると、お顔のリフトアップ効果につながります。ポニーテールをしたような自然なお顔のリフトアップが期待できます。
ハイフでもたるみのタイトニング効果が期待できます。お顔が引き締まって小顔効果も抜群。特に、線状に熱を加える「リニアハイフ」や「ライナーハイフ」は、より広い範囲に効率よく熱が加わるのでタイトニング効果が高いです。
ハイフの熱が立体的に加わることで、脂肪にまでアプローチをかけることが可能です。
顎下や頬などの脂肪のボリュームをすっきりさせたり、ボディのサイズダウンが可能。ハイフでの脂肪アプローチはダウンタイムもほとんどないので安全にサイズダウンができます。
最近登場した、「ペン型ハイフ」。このペン型ハイフで「ハイフブースター」と呼ばれる、ハイフ+超音波導入が出来るマシンもあります。ハイフでたるみケアをしながら、美容成分をお肌に導入ができるのです。
これにより、スキントーン、肌のキメアップなど、お肌表面の美肌治療も可能になっています。たるみケアと美肌ケアが同時にできるのは画期的ですね。
皮膚の2.0㎜や1.5㎜の比較的浅い層に熱を加えるハイフでは、目元や口元、首などのパーツに特化したケアも可能です。
特に目周りのたるみや小じわに効かせることが出来る、「ハイフアイシャワー」なども人気のメニューです。
ハイフといえば「リフトアップ」のイメージですし、現在もハイフでのリフトアップ効果は世界中で人気の美容治療です。特に、「ウルセラ」はリフトアップ効果の高い点状ハイフ、「ドットハイフ」の最高峰といえますし、医師からの信頼も厚いです。
それに加え、最新ハイフ機器では効果を期待するのが難しかった、「タイトニング」や「美肌」など、様々なお悩みにアプローチできることが分かりました。
ハイフのデメリットだった「痛み」に関しても、かなり改善されてきており、より快適に安心して受けられるハイフ機器も増えています。
人気の最新ハイフ治療は、様々なお悩みにアプローチ可能です。
これからも目が離せませんね。