この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
脂肪を減らしたい部位に専用のアプリケーターを装着し、まずは真空吸引をします。
吸引する際の痛みは、掃除機でギュウッとお肉を吸われているような感覚です。
吸引を確認した後に、冷却していきます。
はじめの10分間は、大きな保冷剤を施術部位につけられているような感覚で、キーンと冷やされていくのがわかります。
吸引しながらの冷却なので、施術部位を引っ張られる刺激と凍るような冷たい感覚で、多少のお痛みや刺激感はありますが、冷却作用により、感覚が徐々に麻痺していきます。
10分以上経過すると、ほとんどの方が痛みを感じにくくなり、慣れてきます。
施術中に本を読んだり、音楽を聴いたり、お休みになったり…と施術部位を動かさなければご自由に過ごしていただけるので、あっという間に時間が過ぎ去ります。
施術直後は、専用アプリケーターを外したあと、吸引+冷却したところが一時的に赤く、盛り上がった状態になります。
一時的に皮膚が過敏な状態となり、ヒリヒリする場合もあります。
触るとシャーベット状のような感覚で、2分間しっかりとマッサージを行なっていきます。
脂肪細胞の破壊を促して、体外に排出しやすくするために必要なマッサージですが、凍りついた脂肪を揉みほぐすため、痛みを感じることがあります。この痛みも徐々に緩和されていきます。
直後にマッサージを行うことにより、何もせず終了する場合に比べて治療の効果が約70%高まります。
上記の症状は、施術後の通常の皮膚反応であり、数日から数週間で自然に消失していきます。
皮膚の感覚が鈍る“知覚鈍麻”や“ヒリヒリ感”は、稀に数ヶ月続くことがあります。
クールスカルプティングは皮下脂肪の減少を目的として行う施術ですが、この目的とは真逆の反応が起きてしまう逆説的過形成という副作用が極めてまれに起こる可能性があります。
このような副作用が起こる確率は0.014%で、7000件の施術に1回起きるかどうかほどの確率です。国内では現時点で2件程とのことです。
万が一逆説的過形成が起きてしまった場合、脂肪吸引等の外科的処置で対処するようになります。
この症状は、過度な緊張から起きる血圧低下となります。施術前の緊張により、施術中、施術後に頭部のふらふら感、吐き気、ほてり、発汗、失神が起こる可能性があります。
この症状は、過度な緊張から起きる血圧低下となります。施術前の緊張により、施術中、施術後に頭部のふらふら感、吐き気、ほてり、発汗、失神が起こる可能性があります。
皮膚を冷却している際に色素沈着が起こることがあります。
普段通り生活していれば治るものではありますが、長期間かかる場合もあります。
エコノミークラス症候群とも呼ばれており、極めてまれですが、数十分間同じ姿勢でいることで起こる可能性がある症状です。
クールスカルプティング後は、特に注意する制限はありません。
施術直後に飲食物を摂取したり、マッサージを受けたり、運動することや入浴も可能です。
脂肪細胞の数ごと減少するので、リバウンドするリスクは 食事制限などの通常のダイエットに比べて少ないです。
しかし暴飲暴食を続けてしまうと、残った脂肪細胞が肥大する可能性があるので、生活習慣に気を付けることは必要です。
医療痩身にはリスクのある外科的な脂肪吸引やかなりの回数を必要とする脂肪溶解注射、効果が中々みえにくい温める治療法など様々な方法がありますが、その中でも厚生労働省認可で、機器の精密度の高さや安全性の高さ、比較的効果が目に見えて分かりやすいクールスカルプティングの治療は特におすすめです。
クールスカルプティングの痛みやダウンタイムに関しては、ダウンタイム中も他人から気付かれにくく、痛みや違和感も生活に支障をきたす程のものではありません。
重度な副作用に関しては、他の治療と比べて発症する頻度はかなり少なく、 それぞれの副作用に対しての対処法もありますので恐れて”治療するのを諦める”までの選択はしなくてよいかと思われます。
クールスカルプティングの
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