美容医療用語集
ワックス脱毛
脱毛法の一つで、脱毛専用のワックスを肌に塗り、毛に密着させてからはがすことで、毛根から脱毛を行う方法です。
エステティックサロンなどでは、固形のワックスを過熱させて溶かし、スパチュラを使って脱毛部位に塗布して行われます。
布を使って引きはがす「ソフト脱毛」とワックス自体が固形化する「ハードワックス」があります。
またビキニラインの内側の脱毛を「ブラジリアンワックス脱毛」などと呼びます。
これは欧米やヨーロッパのセレブから一般女性まで浸透しているアンダーヘアーの処理方法で、近年は日本でも認知度が上がり、広く知られるようになりました。
家庭用として常温で使えるジェル状のものや、シートに塗布されたものも販売されています。
脱毛効果は処理後2〜3週間ほどで、頭部や髭以外のほぼ全身に行えます。
カミソリで行う剃毛や毛抜きで行う処理とは異なり、ワックス脱毛は毛が途中で切れたりすることなく、毛根から抜けるというメリットがあります。
しかし、針脱毛やレーザー脱毛のように毛根を完全に破壊するものではないため、永久脱毛はできません。
常に毛がない状態を保つには、こまめに定期的な処理が必要になります。
また、比較的安価に行えますが、複数本の毛を一気に抜きとるため痛みを伴い、角質が除去されることで肌へのダメージもあることから処理後の保湿ケアが非常に重要です。