美容医療用語集
ウッドランプ
アメリカの物理学者、ロバート・ウィリアムス・ウッドによって開発された紫光線皮膚診断器の一つです。
開発当初は皮膚科の医師が皮膚表面の状態を診断するために使用されていました。
我が国において当初使用されたものは、約23㎝×17㎝くらいのものでハンディタイプのものでした。
中央部が長方形に素通しで、そこに長方形の拡大鏡があり、皮膚に面した側の上下に紫光ランプがセットされた形態でした。
使用時は暗い部屋か、顔の部分の光を暗幕で遮断して紫光を当て、ルーペを通して状態を観察する形式のものでした。
しかし、その後ボックス型が開発され、昨日にも改良がくわえられ、非常に利用しやすくなりました。ウッドランプは、皮膚表面の変化に止まらず、より深い層の変化まで観察し、分析することも可能です。
これは、肉眼でとらえることが出来る可視光線のうち、波長の短い紫光の屈折や反射を利用した仕組みによるものです。