美容医療用語集
ホルモン
内分泌腺という器官で産生及び分泌されていて、血液の循環によって必要とする細胞にまで運ばれ、微量でいろいろ生理作用を促進、または抑制し、肉体的または精神的作用を正常に保つ働きをする化学物質です。
すなわち、身体の諸機能が正常な働きをするために必要な情報伝達物質です。
ホルモンという言葉は、「刺激する、興奮させる」という意味のギリシャ語のホルマオから派生したホルモンをそのまま借用したものと言われています。
主なホルモンとして、脳下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモン、成長ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン、泌乳ホルモン、副腎皮質ホルモンなどが分泌されます
脳下垂体中葉からは、色素細胞刺激ホルモン、後葉からは美容と直接関係ないですが、バゾプレシン、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
各器官から分泌されるホルモンとしては、甲状腺ホルモン、副甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、副腎髄質ホルモン、膵臓ホルモン、性ホルモンがあります。
とりわけ性ホルモンは、シミ、シワ、ニキビなどと関係が深く、副腎皮質ホルモンは、ストレスに起因するシミ、シワ、ニキビやかぶれ等とのかかわりが大きいです。