美容医療用語集
ヒアルロン酸・ヒアルロン酸フィラー注入
ムコ多糖類の一つです。1934年にウシの眼の硝子体から取り出されました。
硝子体のギリシャ語のヒアロス酸と、この多糖体の構造の基本になっているウロン酸を含んでいることからヒアルロン酸と命名されました。
ヒトの血管壁や関節液または結合組織の中にもヒアルロン酸があります。
ヒアルロン酸は2種類の糖が長く繋がった高分子化合物で、分子量は大きいので、そのままでは皮膚には全く吸収、浸透しません。
ヒアルロン酸は真皮の線維芽細胞で作られ、真皮の結合組織にあるコラーゲン繊維とエラスチン繊維によってつくられた網目構造の隙間を満たしています。
網目構造の柔軟性を維持し、クッションの役割を高めます。
また、表皮にも細胞と細胞の間に、表皮細胞でつくられたヒアルロン酸が存在しています。
ヒアルロン酸は真皮のヒアルロン酸は加齢と共に減少することが明らかにされています。
ヒアルロン酸は、ドクターによる美容医療として、シワや皮膚のくぼんだ部分に注入して、滑らかな皮膚を作ったり、鼻筋や顎に注入して、立体性を強調するプチ整形に応用されています。
ヒアルロン酸注入 W-PRP注入