知っておきたいレチノールのこと🤔

近年、名前を見かけることが多くなったレチノール。医薬部外品の「シワ改善有効成分」として厚生労働省に承認されたことにより注目が高まっていますね🌟
そもそもレチノールは脂溶性ビタミンAであり、生体においてレチノールは、レチノール → レチナール → レチノイン酸(トレチノイン)と変換を経て、主にレチノイン酸として効果を発揮します。レチノイン酸はレチノイン酸受容体に作用し、さまざまな効果を発揮するとされています。

レチノールの肌への効果は?

① 表皮角化細胞を増やす
レチノイドには、基底層にはたらきかけて表皮角化細胞を増やす作用があります。また、基底層付近のメラニンの排出を促す作用もあるとされています。

② 角層剥離を促す
ターンオーバーを早め、角層の剥離を促すことで、一時的に角層の剥がれ落ちを活発にさせて角層を薄くする作用があります。これにより、毛穴のつまりが除去され、ニキビ症状が改善する効果も期待できます。
一方で、使用する濃度等によっては角層が必要以上に薄くなることで皮膚のバリア機能が低下し、刺激を感じやすくなったり赤みなど皮膚炎を起こしやすくなることがわかっています。

③ 表皮のヒアルロン酸を増やす
表皮にもヒアルロン酸は存在しており、レチノールはヒアルロン酸合成酵素を促進し、表皮ヒアルロン酸を増やします。皮膚水分量が増加することで肌に柔軟性を与えていきます。この作用により、シワを改善する効果が期待できます。

④ コラーゲン線維の生成を促し、コラーゲン分解酵素の生成を抑える
表皮に対する効果だけではなく、レチノールには、線維芽細胞に働きかけてコラーゲン産生を促す作用があると言われています。さらに、コラーゲン分解酵素の生成を抑える作用もあるため、表皮への働きと相乗的に作用することで、ハリを与えたりシワを目立たなくさせる効果が期待できます。

おすすめのレチノールを使用したコスメ

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A反応が不安とお声も聞きますが、A反応は、一般的な副作用やアレルギー反応のように、肌に悪い反応ではなく、使い続けることで症状がおさまっていく場合が多いです。
※長期にわたって症状が継続する場合は医療機関の受診が望ましいです。

安心して始められるスキンケアから取り入れてはいかがでしょうか🤗🌟

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