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美容界で絶大な人気を誇るダーマペン4、人気の裏にある効果の実際

2021/03/24

今話題のダーマペン、シリーズとして最新機種はダーマペン4まで出ています。
 
駅の広告や、東京都内にある大手クリニックさんのSNS等でかなり大きく取り上げられており、価格帯も比較的お安くご案内できるようになっているところもあるようです。
当院でも遅ればせながら213月より新たに導入しています。
 
美容のメイン施術として以前から名高いこの施術、近頃自宅で出来る家庭用のセルフダーマペンも当たり前のものになってきているようです。
美容界に浸透し渡っていても尚、人気が絶えない理由はなんでしょうか。
その秘密に迫ります。
 
 

ダーマペンっていったいなんなの?

 
名前は広告やSNSでよく見るけど、そもそもダーマペンってなんなの?って思っている人も少なくないはず。
 
ダーマペンとは極細のマイクロニードルと呼ばれる針を電動で上下に振動させ、肌にたくさんの微細な穴を開けることで、肌の再生を促していく治療です。
 
肌は細かい傷をたくさんつけれられると、創傷治癒効果という肌が本来持つ自然治癒力を発揮し、その過程で肌のハリや弾力性に欠かせないコラーゲンやエラスチンを大量に作り出されるため、パンっとハリのある、きめ細やかなモチっと肌に生まれ変わることができるんです。
 
また、この細かい傷をつけた状態の肌に、目的に応じた成分、成長因子やマッサージピールなどを浸透させることでより高い効果を期待できます。
 
最新機種のダーマペン4は16本もの極細針がなんと1秒間に約120回も高速に上下振動することで、毎秒1920個ほどの目に見えない細かい傷を作ることができます。
以前のタイプのダーマペン3と比べ、皮膚への到達深度も深くなり、深さの調整も25段階で調整可能、極細の針は髪の毛よりも細く、均一な照射とともに痛みも最小限に抑えることが出来ています。
 
さらにペン型の機械のため小鼻などの細かい部分にしっかりとアプローチすることができ、今までのものと比べてかなり多くの細かい傷を作れるようになりました。
 
 

口コミで高評価なダーマペン4、効果の実際は?

 
ダーマペンでの効果はツヤ肌に導くことであったり、小ジワの改善にとても良いとされていますが、
実は毛穴の開きであったり、ニキビ痕にも効果があるとされています。
 
ダーマペンによって傷つけられた肌は自然治癒力が高まり、ハリがあって潤いが満たさせれた、ちゅるんと肌に生まれ変わります。
回数を重ねていけは皮膚の構造自体がより良いものに改善されていくため、過剰な皮脂分泌などの抑制にも繋がることで毛穴の改善やニキビが出来にくくなるといった効果も見込めます。
 
 効果は施術後からすぐに現れるものではなく、ダウンタイムが1週間程度あり、その後から肌がモチっとするような効果を実感いただけることが多いです。
1回でも化粧ノリの良さなどを実感できる方もいらっしゃいますが、1ヶ月ごとに3,4回継続して受けて頂くことで、目周りや口元などにある小ジワが目立ちにくくなったり、より良い効果と持続を感じることができると思います。
 
 
 

リスク・ダウンタイムは??

 
針でたくさんもの微細な穴を開けていく治療、やはりリスクやダウンタイムが無いわけではありません。
 
施術中の痛みは、照射前に表面麻酔で麻酔クリームを使用していくためそこまで辛いわけではないですが、痛みの種類としては表面をジリジリ傷つけられているような痛みです。
 
ダウンタイムとして多く見られるのは施術直後からの赤みと内出血。
 
赤みは施術直後から長くても2.3日程度には引いてくるもの、
内出血については点状の出血である為、お化粧で隠せる程度のものになります。
通常2.3日程度、長くて1週間程度で引いてくると思って頂いて大丈夫です。
 
さらに、これはかなり個人差があるのですが、施術後1週間くらいから乾燥や薄い皮むけが起こることがあります。保湿をしっかりしていただければすぐに収まるのですが、大事なご予定の直前に受けるのは控えた方が良いかもしれません。
 
必ず注意していただきたい点ははお化粧は施術後から24時間は避けて頂くこと。
また、薬剤を浸透させているため洗顔は施術後6時間は控えることをおすすめしています。
 
施術直後は皮膚のバリア機能が低下している状態になるため乾燥しやすくなり、紫外線からの影響もかなり受けやすくなっています。
保湿とUVケアはしっかりと!お肌の摩擦も控えた方が良いかと思います。
 

 

おすすめの薬剤をご紹介

 
ダーマペンのメインの効果はあくまで肌を傷つけることで本来ある自然治癒力を高めて美肌効果を促していくというものです。
せっかくなら出来た傷に直接、目的に合わせた美肌成分を浸透させていけば効果も絶大になるはず。
 
そこで当院でご用意があるメニューをいくつかご紹介したいと思います。
 
【ヴェルベットスキン(マッサージピール)
 ダーマペンで皮膚の浅い層を細かく傷つけていき、そこにマッサージピールの成分を塗布していきます。
マッサージピール(PRX-T33)とはコラーゲンの生成を強力に促進させていく新しいコンセプトのピーリング剤です。一般的なピーリング剤と違い皮膚の表面を剥がしていくものではなく、真皮と呼ばれる深い層に直接作用してコラーゲン生成を促していくという仕組みです。
 
通常、肌を傷つけずに表面に塗り込んでいくという施術方法がありますが、ダーマペンと組み合わせることにより、通常のマッサージピールの約3回分の効果が得られると言われています。
施術直後から肌のトーンアップを実感できたり、ダウンタイムが落ち着いてくると肌のツヤ感や、透明感をより実感頂ける方が多いです。
 
 
【BENEV(人由来の成長因子)】
 人から作られた成長因子とヒアルロン酸、ビタミン類などが含まれている薬剤です。
成長因子は皮膚が作られる過程や、治癒する過程の活性化を促し、肌のキメやモチっとした弾力性のある肌に導きます。
一緒に含まれているヒアルロン酸は肌に潤いを与え、ビタミンCEは肌のあらゆるトラブルから肌を守ってくれます。
 
実際の施術では深い層まで傷つけてBENEVを浸透させていくため、凸凹ニキビ痕にお悩みの方には特におすすめの施術になります。
 
 
【ヴァンパイアフェイシャル(PRP)】
 少し前からよく聞くPRPとは、ご自身の血液から抽出した多血小板血漿です。
難しすぎてなんのことだかさっぱりわかりませんが、簡単にいうと
皆さまそれぞれの血液を採取し、そこから血小板という部分だけを取り出していきます。
血小板には多くの成長因子が含まれており、普段から傷を修復していく作用をいつもやってくれている部分なので、皆さんが持つ自然治癒力、組織の再生力を使って肌を再生していこうという治療です。
 
実際の血液を使っていくためヴァンパイアだなんてグロテスクな名前で呼ばれていますが、
言ってしまえば自分の血液なので、アレルギーなどの症状が出るリスクが全くないというのが利点です。
 
 

デメリットってあるの?失敗は??

こんなメリットだらけとも思えるダーマペンですが、失敗なんてあるのでしょうか。
 
実はこのダーマペン、肌質改善には救世主とも呼べますが、刺激が強すぎることによる肝斑の悪化リスクがあるんです。
また、針は金属を使用しているため、重度の金属アレルギーをお持ちの方にもあまりお勧めはできません。
 
効果の出方にも個人差がありますが、1回で効果がなかなかわからなかった人でも、
数回受けて頂くことで効果が少しずつ実感いただけると思います。
 
 

こんな人におすすめ

ここまでダーマペン4についてお話してきました。
どの薬液を選べばいいのかわからない、、という方は効果の出方を元に選んでいただく事はいかがでしょうか。
 
ツヤ肌やトーンアップ、ハリと弾力性のある肌になりたい方はヴェルベットスキン
 
凸凹ニキビ跡の改善や、毛穴の開きにはBENEV
 
これらを踏まえてより安全性が高く、純度の高い効果を求める方にはPRP
 
                                などなど。
 
ダーマペン4、止まらない人気には理由がありました。
ぜひおすすめです。

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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