この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
美肌の天敵シミ！
2015/02/06
皆さん、こんにちは。
顔にあるイヤ～なシミ。
『このシミが無ければ、大分印象が変わるのに。。』と、鏡を見てはため息をつかれる方が多いのでは？？
特に紫外線の弱い冬の時期は、シミの治療を希望される方が多くいらっしゃいます。
先日、シミについて医師より講義がありました！今回はシミについて簡単に説明させて頂きますね。
まず、シミとは？？？
皮膚に出来る茶色や黒色の斑点や局面で、アザや皮膚癌など特殊な病気を除いたもの。
シミの分類
・SF（老人性色素斑）
・SK（脂漏性角化症）
・そばかす（雀卵斑）
・肝斑
・PIH（炎症性色素沈着）
・ADM（後天性真皮ﾒﾗﾉｻｲﾄｰｼｽ）
シミの種類って、こんなにあるんです。
それぞれシミに対しての治療法が異なるので、治療法について説明させて頂きます。
[QスイッチYAGレーザー]
従来のレーザーと比較して遥かに高出力なレーザーを短時間で照射し、正常の組織のダメージを最小限にする。
1回の治療でほぼキレイになります。
・SF（老人性色素斑）
そばかすより大きさのある厚みのない平坦なシミに対する治療法として効果が高く、シミの分類によって
表面のみ除去されて皮膚深部に残る場合があるので、必要時その後の経過を診させて頂きます。
治療後は、一週間程テープで保護します。その後ｶｻﾌﾞﾀが自然に剥がれるまで無理に取らないで下さい。
無理に取ると色素沈着など痕に残る可能性があります。
ｶｻﾌﾞﾀが取れて肌がﾋﾟﾝｸ色の時期は日焼けしやすいので、日焼け止めを塗るなどして
シミが再発しない様に紫外線対策をして下さい。
脂漏性角化症（盛り上がりのあるシミ）についてはCO2レーザー適応となります。
[SRA ﾌｫﾄRF]
IPLという治療光線とRF（高周波エネルギー温熱効果）の2種類の光を用いた治療。
・そばかす（雀卵斑）
・SF（広い範囲に小さくて細かく散存しているシミ）
↓↓↓ 症例写真 SF ↓↓↓
003.jpg
⇑⇑⇑広範囲にシミが散在しています⇑⇑⇑
顔全体的美肌治療であり、自分が気づいていない様なシミにも効果がある。
コラーゲンが生成されるので肌質改善あり。
照射後、シミの一部が徐々に濃くなり浮いて、約10日程で取れます。
その間は、コンシーラー等でカバー出来ます。最低4週間間隔で3～5回繰り返し治療します。
何度照射しても消えないシミはQスイッチYAGレーザー適応になることもあります。
[その他の治療]
・肝斑
体質であり「治りにくいシミ」と注目され一番難しい治療。
30～40代で現れる人がほとんどで60代以降は逆に薄くなる傾向がある。
頬に一番出やすくシミの境界線がくっきりしていて左右対象、濃薄いの差があまりない。その他額、鼻下も出現する事あり。
悪化因子
外的なもの：擦る（洗顔、メイク落とし、コンシーラー、マッサージ）
内的なもの：ホルモン、ストレス、自律神経の不調等。
治療は、飲み薬（ﾄﾗﾈｷｻﾑ酸、ビタミンC）、美白剤（ルミキシル、ﾊｲﾄﾞﾛｷﾉﾝ）
また、・PIH（炎症性色素沈着）に対しても上記同様の飲み薬、美白剤となります。
↓↓↓症例写真肝斑↓↓↓
R0188672.JPG
⇑⇑⇑頬上部にボヤ～としたシミがあります⇑⇑⇑
現在、肝斑治療としてレーザートーニングという治療がありますが、当院では行っていません。
・ADM（後天性真皮ﾒﾗﾉｻｲﾄｰｼｽ）
あざの一種。20～30代から青みがかったシミが出現。頬の上部に出来る。
治療は、Qスイッチルビーレーザーとなります。残念ながら当院では治療行っておりません。
ここまで様々なタイプのシミや治療法について書きましたが！
シミの種類は見た目が100％確定できないこともあり、100％わかるのは病理検査となります。
2種類以上が混在していることがよくあり、それぞれ治療に対する反応が異なりますので、
治療しながらそれぞれの反応を見て治療方針を変更する事もあります。
シミが気になったら、まずは専門医にご相談を。。
当院には知識豊富な頼れる先生が、しっかりカウンセリングをさせて頂きます。
自分に合った治療法で安心して治療して行きたいですよね♪
美肌の天敵シミを一緒にやっつけましょう。
先月スタッフ皆でキックボクシングの要素を取り入れたエクササイズをしました。
正月太りが少し改善されて、良い汗をかいた楽しい時間でした♪
もしご興味がある方は、お気軽にスタッフまでお声掛け下さい。
それでは皆さんのご来院、心よりお待ちしております♪
東京美容皮膚科クリニック
小林
Mii
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
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