この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
2012/04/17
4月も中旬になり、ようやく過ごしやすい気候になりました。
季節の変わり目は体調をくずす人が多くみうけられます。
そこで、東洋医学における病因について述べます。
まず、病因は2種類に分かれます。
①病が陽より生じるもの(外邪)
→A.陽性の外邪で上部より襲う(風、暑)
→B.陰性の外邪で下部より襲う(湿、寒)
②病が陰より生じるもの
→A.飲食:五臓六腑を害する
→B.情動:気を害し五臓を傷る
→C.その他(房事、労倦、外傷、生活、風土など)
そして、病因の分類について
病因
①外因(六淫):風、寒、暑、湿、燥、火
②内因(七情):怒、喜、憂、悲、思、恐、驚
③不内外因(飲食労倦):飲食、労倦、房事、外傷など
外因とは、自然界の気候の変化により人体を外部から発病させる原因となるものです。
内因とは、内から生じる病因をいい過度の感情を指します。
不内外因とは、内因にも外因にも属さない病気の原因であり社会生活を営む中での病因です。
飲食物の量と質の不適、労働、休養の過不足、房事の不節制、外傷などが含まれます。
今の時期は北風と南風がぶつかりあい寒暖差が生じ、外因における風により体調をくずしている人が多いのです。
風邪は皮毛(皮膚)から人体に侵入することが多いです。
風邪の性質と病状について
①風は陽の邪気で、上部を犯しやすい⇒頭痛、鼻詰まり、咽頭痛、顔面浮腫
②風は衛気を犯す⇒発熱、悪風、汗がでる症状
③風邪による病は変化しやすい⇒遊走性
④風は百病の長⇒その他の外邪と病をひきおこしやすい(例:寒)
⑤自然界以外の風邪⇒冷暖房による風、扇風機などによるからだの痛みやしびれ
先週末は風が強く気温が下がったので体調管理にご注意ください。
お顔の疲れ、目の疲れには美容鍼が効果あります。
ブログみましたで、美容鍼初回(30分)⇒¥2100.で施術できます。
東京美容皮膚科クリニック内
WTC整体院Yoshi
℡03-5777-0038
↓↓↓先週の目黒川沿いの桜
120411_1316~03.jpg