この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
2010/12/24
昨日は、天皇誕生日で祭日でしたね。
東京はあまり寒くなくて過ごしやすかったですね。
今日は冬本来の寒さになりましたね。
さて今日は、四診法のうちの聞診についてご説明致します。
患者様の
①呼吸と声音を聞く:短気(息切れ)、太息(ためいき)
②発声と発語を診る:独語(独り言で、人がくると止めるもの)、驚風証(小児が発作的に驚いたように叫ぶもの)
③異常音を聞く:振水音(胃内に水が貯っているピチャピチャ音)、腹中雷鳴(腸が冷え、清濁を分別できないときに生じるゴロゴロ音)
④臭いを聞く(嗅ぐ):臭いと五臓の関係:肝ーあぶらくさい、心ーこげくさい、脾ーかんばしくさい、肺ー(魚の)なまぐさい、腎ーくされくさい
⑤五声:障害されると:肝ー呼ー人をむやみに呼び、大きな声を出す。
心ー笑ー言語がはなはだ多くなる。
脾ー歌ー鼻歌を歌い、いつも歌を口ずさみ、歌うように話しかける。
肺ー哭(コク)ー内向的な性格となる。
腎ーシンーうなり声を出す。
⑥五音:肝ー角音ーかきくけこの牙音
心ー徴音ーたちつてと、なにぬねの、らりるれろの舌音
脾ー宮音ーあいうえお、やいゆえよ、わいうえをの喉音
肺ー商音ーさしすせその歯音
腎ー羽音ーはひふへほ、まみむめもの唇音
状態を診ます。
東洋医学の奥深さが分かります。
WTC整体院 Yoshi