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スレッドリフトのデザインと挿入法

  2015/12/20

最近溶ける糸が流行っていて、他院で入れられた方のご相談が多くなっています。

糸は安全性の高いお腹の手術などでも使われるタイプの溶ける糸PDO(PDS)という素材をリフトアップように毛羽立ちをつけひっかけて上げるのが原理です。

物理的にひっかけて上げるのだから、もちろん即効性には優れ・効果も確実です。

ただ、入れる層によって上がり方は異なります。お顔の下についているもたついたところを窪んでいるところに移動、もしくはさらに上まで引っ張っていくのですが、このデザインと実際に入れる層が大切だと思っています。

一本の糸を入れる深さを変えていくことで、形作ります。そして何本か入れることにより立体的に仕上げます。

例えば頬が窪んでいて、ブルドックラインにもたつきが出てしまった方は、へこましたいところを浅めに、ボリュームを出したいところを深めに挿入し、さらに固定するところは深く入れています。

もちろんこの考えがすべてではなく、色々なドクターと糸について話し合ってみると直線的に入れたり、こめかみだけで引っ張り上げたりという意見もありました。何が正解かは患者様のご満足度のみで判断するしかないですが、今までの経験上、現在たどり着いた私なりの工夫です。

ミントリフト(4本づつ)で全体的に上げて、スレッドリフトシェイプ(2本づつ)でしっかりとフェイスラインを支えた50代の方のご紹介です。

ミント+シェイプ

目の下の脱脂も同時に行っているので目の下が内出血がまだ少し黄色いですが、ミントリフトとスレッドリフトシェイプを組み合わせて施術した一週間後のお写真です。

お肉が移動しているのが分かりますでしょうか?伸びてしまった印象が引き締まってみえます。

モニターさんご協力ありがとうございます。

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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