この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
院長 2015/11/26
タトゥーのレーザー治療に特化したピコレーザー(PICOWAY)
今週、浜松町院に搬入されました。
オーダーメイドで2ヶ月かかりました。
関東初。
日本に入ってきているピコレーザーは患者さま・レーザー業者様の協力も得て、全て試し、学会などにも参加し常勤の皮膚科専門医の先生に意見も聞いてシネロンキャンデラ社のピコWAYに決めました。
6ヵ月以上悩みました・・・。😲
※ミリ・マイクロ・ナノ・ピコ単位のことです。
1000倍違うのですが、実感はないです。
MEDLITEC6との相性もあります。
院内もピコレーザー専用に電気工事も完了。
(10種類くらいレーザー器機をそろえていますが、圧倒的に高価なレーザーになります)
・みずいろなどカラフルなタトゥー除去に効果的
・深い場所に入っている色素を分解するのにナノレーザーよりも効果的
とは、理論上なっていますが万能ではありませんし、治療回数も劇的に減るわけでもありません。
タトゥーの種類にもよりますが、ピコレーザーでなく、今までのレーザーで
きれいに消える場合の方が経験上多いです。
(今までそれできれいに消してきましたし。)
赤色のタトゥーも種類によりますが第①選択は532nmのナノです。
将来的に波長の種類が増えることにより、きれいにレーザーで消せるタトゥー治療の選択肢は増えると思います。
照射方法にもよりますが・・・
痛みが少なくなったのもほぼ嘘ですし、ダウンタイムや腫れは東京美容皮膚科クリニックの従来のレーザーをされている患者さんの意見としては少し腫れ強いですし・・・ね。
みずいろにはいいかも・・・。
カラフルなタトゥーの色素のイメージ↓↓
(ピコWAYの資料より抜粋)
①大きな色素をナノレーザー(メドライトC6)照射で砕きます。
5回くらい
②ナノレーザーで数回照射したあとさらにピコレーザーで細かく粉砕します。
15年以上レーザー照射してきて、全てのピコレーザーを照射して、協力してくれた患者さんの意見も参考にして僕が考える肌に負担の最も少なく効率的と思う照射方法
(2015・11月)
ピコWAYの言語設定画面
国旗の数だけ使用されているようです。
日本がないですが・・・。😅
ピコレーザー素晴らしいと思って導入してますが誇大広告をしている施設が気になったので・・・。
(アメリカでは、多彩な色何でも消える、回数が少なくて消える・・・等で訴訟がおきています。)
東京美容皮膚科クリニックにタトゥーの治療ですでに通院されている患者さんでピコを使用したほうがベターな場合は、照射はナノの料金で追加無料でさせていただきます。
また、年明け2月末日までピコレーザーのタトゥー治療に対して値上げはしません。
1回1回ピコレーザーの治療費どこも、高いですよね。。。
(スーパーカー1台買える位本体価格がしますから ・・・・)
治療時の皮膚を保護するシールも12月から導入します。
これは、希望される患者さんに、実費をいただきます。
透明なシートになりますが、治療後の熱傷が、入っている透明な液体で軽減される効果はあるようです。
社長さんが来日されたときに説明を受けました。
(これも、めちゃくちゃ優れものという事はありません。)
日曜日月1回くらいタトゥーのピコレーザー専門外来も始めようか検討中です。
今週は、レーザー脱毛機器のランプ交換をはじめ、スリムスペックのアプリケーター交換等とにかく設備投資をしました。
知人の開業されている医師にも毎年保守契約料金を払うくらいなら壊れたら新しい器機を買う先生もいらっしゃいます。
出力が落ちてくるので、そーいう訳にはいかないので・・・すが、そーーいう気持ちになる位コストはかかりますね。
来年に向けて、サーマクールの治療費等も、12月1日から刷新する予定です。
よろしくお願いいたします。