この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
2015/11/10
こんにちは。
東京美容皮膚科クリニック浜松町院の相馬です。
今回は多汗症に対するボトックスについて書きたいと思います。
夏は終わったものの、厚着になるこの季節、スーツなどでムレたりと腋の汗が気になるという声を耳にします。
そこでオススメなのが、ボトックスの注射です。
顔の表情皺を改善するために使うボトックスですが、汗を抑える効果もあるのです。
汗の腺は、アセチルコリンという神経伝達物質により、神経から信号が伝えられ、汗を出すようになります。
ボトックスは、アセチルコリンの放出を阻害し、神経から汗の腺への情報伝達を遮断することで発汗を抑制します。遮断された伝達は数ヵ月で回復しますので、発汗抑制効果を維持するためには反復投与が必要です。
具体的な方法としては
ボトックスをワキの下に数箇所にわけて細かく注射します。注射にかかる時間は5~10分程度です。
1回注射すると効果が4~9か月持続するので、年に1~2回程度の治療で汗を抑えることができます。
ワキの汗で悩んでいる方、1度お試し下さい。