この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
院長 2015/10/31
こんにちは。🌞
東京美容皮膚科クリニック守屋です。☺
季節はすっかり秋🍁
寒さに弱い私は、これから辛い季節です。😅
でも、食欲の秋‼
たくさん美味しいものも食べなくてはですね。😍
夏を過ぎて、シミが気になると、相談にいらっしゃる方も多く、夏に日焼けされた方も、以前はすぐに消えていたのに、薄くなるのが遅い💦と悩んでいる方も多いのではないでしょうか⁉
しかし‼シミだと思っても、意外と肝斑が潜んでいることも多いのです。💥💥💥
肝斑があると、レーザーや光の治療ができない場合があります。
今回はシミ、肝斑の違いについて書きたいと思います。
30歳以降の女性の頬部(頬骨部)、前額部、口周囲(鼻の下)に、ほぼ左右対称にみられる、茶色い、ベタッとしたものです。
眼周囲や下に骨がないところには出来にくいと言われています。
原因としては、
①紫外線(70-80%)
②物理的刺激(60-70%)
洗顔などによる摩擦も原因のひとつです。優しく洗うことが大切ですね。
③女性ホルモン(20-30%)
経口避妊薬(ピル)や妊娠中などのホルモンバランスにも影響があります。
これらは、オーバーラップしていることが多いようです。
このように、頬にモヤっとした茶色いものがそうです。
一方で、シミ、そばかすはどういうものかというと、
顔や手の甲など、紫外線のよく当たる部位にできるもので、境界がハッキリとした円形の色素斑です。
頬、鼻、前額部に左右対称性に散在性に出現する、淡褐色調の小さな色素斑で、日光に当たりやすい部位に出来やすく、遺伝するものもあります。
子供の頃から出現しやすいです。
3-5歳頃から出現し、思春期前から目立つようになり、加齢と共に悪化してきます。
「赤毛のアン」のイメージでしょうか。
こういった、シミ、そばかすに対しては、YAGレーザーやフォトRF(SRA)などの治療が適応となります。
肝斑には、レーザーや光の治療をしてしまうと逆に濃くなってしまうことがあるので、残念ながら照射できません😥
肝斑がある場合には、ビタミンC・E、トラネキサム酸の内服
ビタミンCやハイドロキノン、ルミキシルなどの美白成分の美容液の外用
洗顔やクレンジングで摩擦をしないこと、紫外線予防をすることで、徐々に薄くなっていきます。
まずは肝斑の治療を始めて、肝斑が薄くなった時点で、シミの治療を行うと、効果的です。💡
いずれにしても、「私のシミはどうなんだろう?どの治療があっているのかしら?」
とお悩みの方、まずは一度御相談にいらしてください。😊
皮膚科専門医が、責任を持って判断し、一番適切な治療をご提案いたします。💖
次回は、肝斑、シミ、そばかす(雀卵斑)の具体的な治療法、予防法などについて書きたいと思います。
今週もお疲れ様でした。💖