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もしニキビ痕が残ってしまったら:AcuPulse

尾松Dr 2021/01/30

こんにちは、尾松です。

光陰矢の如し、もう1月最後の土曜日ですね

時は戻すことはできませんね🕑

ニキビに関しても、「ニキビ痕になってしまったらもう戻らないのでは?」

と考えられている方も多いと思います。

そんなニキビ痕に対して当院で使用しているAcuPulseについて

お話ししたいと思います。

 

ニキビとは

ニキビは、一生でほとんどの人が罹患する毛穴の慢性炎症です。

炎症が強かったり、長引くと、毛穴の壁が壊れ、皮膚が凹んで萎縮性瘢痕として残ります。

ニキビの治療で大切なことは、炎症を長引かせないことです。

生活習慣、スキンケア、保険診療での適切な治療が基本です。

ケミカルピーリングを併用することもおすすめです。

 

ニキビ痕(萎縮性瘢痕)とは

ニキビの炎症が軽快した後に、毛穴の周りの真皮が完全に修復できずに凹んだ状態をいいます。

萎縮した線維に置き換わり、萎縮した分凹みが生じている状態です。

ニキビ痕を治すには、この委縮した部分を再生させる治療が必要です。

当院ではこの目的で、フラクショナルCO₂レーザーのAcuPulseを使用しています。

 

フラクショナルCO₂レーザーとは

フラクショナルレーザーとは、ドットプリント状に正常な皮膚を残しつつレーザーを照射する照射法です。

皮膚を面状に全て照射する方法に比べてダメージが少ないのが特徴です。

フラクショナルCO₂レーザーには大きく2つの種類があります。

皮膚の浅い部分に熱を加えるnonablativeなものとより強力に熱を与え、皮膚に小さな孔をあけるablativeなものです。

ablativeなものは、強力な皮膚組織の再構築を起こすためニキビ痕の改善に適しています。

 

AcuPulseはablativeなレーザーです

フラクショナルCO2レーザーは肌のターンオーバーに合わせて治療することが有効的です。

しっかり真皮までレーザーが届きます

レーザーでできる孔はとても小さく皮膚へのダメージが比較的少ないです

強力にコラーゲンを増やし凹みを浅くします

レーザーが照射された周囲の皮膚を引締めて平坦にします

ニキビ痕の辺縁が削れることで、凹みがより目立たなくなります

効果と皮膚へのダメージのバランスがとてもいい機器です。

 

ニキビ痕の治療はとても奥が深いです。

少しずつ皮膚の生まれ変わりを行っていくため回数がかかることは事実です。

ニキビ痕に悩まれている方はぜひ体験してみてください。

 

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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