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刺青レーザー除去の治療後の色素沈着

院長 2014/06/07

梅雨入りしたようです。

 

雨が強い中、昨日もご予約お守りいただき感謝します。

 

TATTOOのレーザー除去についてのブログを看護師にまかせていましたが色素沈着と、広範囲の刺青レーザー除去について、少し説明を補足します。

 

色素に反応するレーザーは、理想的には肌に反応せずに選択的に墨のみをターゲットにできればいいのですが肌も黄色いので少しは反応します。

 

少し茶色くなった状態でレーザー治療を行うと肌のメラニン色素にも反応して白く抜けてきます。
(程度によりますが、時間が経てば白く抜けてもほぼもとに戻ります。)

 

大抵月に1回の間隔で5回ほど照射すると墨の色が消えていく為、茶色い感じが目立ってきます。

 

無意味にハイドロキノンなどの美白剤のクリームを処方している施設もありますが、
施術後間もない美白目的の外用剤の治療は無意味です。

 

3か月ほど空けることで色調は自然に落ちてきます。

 

ただし、3ヶ月に1度しか照射しないと、年に4回しか治療できませんので実際に入れ墨を消そうと来院される患者さんの精神的負担になります。

 

色素沈着の生じやすい場所は腰・背中・足首。

 

これから、夏になりますが治療中の方は対象部位の日焼けを避けるようにしてください。

 

※レーザー治療について

炭酸ガスレーザーを用いて皮膚を削るクリニックがあります。

ひどい瘢痕になっているので治療回数は1回ですむかもしれませんがTATTOOのデザインどおりにケロイドになっています。

(相談にこられますが、削ってしまったあとではなかなかきれいにできません。)

入れ墨は削らないで下さい。

そちらのクリニックは、名称変更されてました。

大抵、意味のないクリニックの名称変更は脂肪吸引をはじめとした医療事故など問題があるケースが・・・。

 

初回↓

1ヶ月で3回に分けて来院照射↓

範囲の広い患者さんは、月に何回わけて来院されても治療総額は変わりません。

3回目照射前↓

8回目照射妊娠の為。

最終治療日から1年1ヵ月経過後↓

右下の写真から。

細かく点で深く入るレーザーで仕上げをこれからしていきます。

レーザー治療中に妊娠をされる方へ。

女性の患者様には初診時に説明しますが基本的には、妊娠がわかって出産されて一段落されるまで治療をお休みされてください。

治療期間の延長料金等はいただいていませんので、安心下さい。

※広範囲の入れ墨レーザー治療について

背中や両胸に大きなTATOOを入れられている方が多く来院されますが月に4回ほどにわけて治療を始めます。

遠方の患者さんで1度にかなり広い範囲をされる方もいらっしゃいますが来院回数は、料金に関係ありませんので安全に治療をさせてください。

4回目照射前↓

色素沈着の状態↓

最終照射から1年1ヶ月後↓

色素沈着がおさまるのを3カ月おきに待っています。

患者様も理解力があり、助かっています。😆

客観的に入れ墨のレーザー治療の経過をみて、僕よりうまく説明してくれています。↓↓↓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あとは、独り言です。😂

・昨日はたるみ治療(ウルセラ・サーマクールCPT)で7名のご予約がありました。

咬筋に対するエラボトックス治療を他院で受けている患者さんが多いですが3ヶ月に1度はやりすぎだと思います。

年配の方ですと、何も既往歴を聞かなくても初診時にわかり、打ちすぎによるボリュームダウンにより下顎部のたるみが強調されています。

・ウルセラの廉価版ダブロでおとがい神経麻痺になった患者さんもみえました。

ダブロのデモも昨年おこないましたがウルセラより導入コストがかかりませんが僕は効果を感じませんでした。

出力の調整にもよるのでしょうが・・・・。

・美容クリニックの看護師さんや医師も施術を受けに来院されるのでどういう治療をしてるのか勉強になります。

ここは、良心的ですよね、とかあっさりしてますよねとか良くいわれますが、あんまりいわれると?

・美容皮膚科領域の器機が氾濫していて患者さんも何がよいかわからんでしょうね。と思いました。

マイクロニードルの器機

スカーレットRFを東京美容皮膚科クリニックでは使用していますが、
イープライム
イントラセル
インフィニ
ヴィヴァーチェ
エイリクセル
エリシス
ティアージュ
フローラ
ポラゲン
ラフエクセル(アイウエオ順)

僕でも全然分かりません。

導入予定もありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今週もお疲れ様でした。

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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