この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
吉井Dr 2019/11/16
医師の吉井です。
本日土曜日、院長と診察しています。
お子様の音楽会や、お受験シーズンなどで、大変な方も多いのではないでしょうか
当院は「たるみ治療」を主に掲げ
日々ウルセラを2台、サーマクールFLXを1台、その他多数の機械を揃えており
毎日とても多くの方が施術を受けられ効果を実感頂いています
それぞれの治療については過去記事を参照頂ければ幸いです。
今日はそもそも加齢による「たるみ」がどのように起きているかお話させて頂きます
「たるみ」とはただ皮膚が下がっているだけの状態ではありません✖✖
皮下組織や筋肉、骨格を含む顔全体の組織が加齢により変化して起こります
少し詳しく書きますと、顔の組織は皮膚、脂肪、表情筋、支持靭帯、顔面骨から出来ています。
これらが拘縮や減少、重力による下垂、弛緩など加齢による様々な変化を起こし
「たるみ」を含んだいわゆる「老け顔」となってくるのです。
①まず皮膚において、その強さや弾力性を保つコラーゲン、エラスチンが減少し弾力や柔軟性が低下してきます。また水分を多く含むヒアルロン酸の減少などにより、水分量も低下し皮膚が薄く弱くなりしなやかさが失われます。
②その下にある皮下脂肪組織や表情筋、SMAS筋膜にも加齢による萎縮や下垂が起こります。
→このSMAS筋膜にアプローチするのが「ウルセラ」ですね。
③また皮膚や皮下組織を支えている靭帯が加齢でゆるんでくることにより、支えられていた脂肪などの皮下組織が重力でより下がってきます。
④そして骨の吸収が進み、脂肪組織なども減少しボリュームロスが生じることで、支えられていた組織が下がってきます。
これらのことが同時に進行し、「たるみ」を含んだいわゆる老け顔となってくるのです。
そしてどの部分にアプローチするかで様々な治療があるわけですね
また当たり前の事ですがご年齢により、進行度合いは異なってきます。
当院では20代~70代までとても幅広い患者様に来ていただいておりますが、
ご年齢により適応となる治療は異なってきます。
やはり上記に説明した過程により、ある程度たるみが進行している方は
SMAS筋膜までアプローチするHIFU治療「ウルセラ」による「引き上げ」、
真皮下層~脂肪層までしっかりお熱を届ける高周波治療「サーマクール」による「引締め」の治療が必要になってきます。
どちらが適応になるかはこちらの記事を参照ください。
最近では20代でサーマクールやウルセラを希望する方も増加しており、とても高い満足度を得て頂いています。
しかし、そこまでではないけど少したるんできたので何かしてみたい…
美容治療は初めてで何かを試してみたいという方は、
トリニティー(フォトフェイシャルSRA、ST、IR)やピーリングフラクショナルレーザーなどのいわゆるskin rejuvenation治療で皮膚を若々しく健全に保つことで(①を改善)たるみの進行をある程度予防することが出来ます。
またSMAS筋膜までアプローチしなくても真皮層に凝固点を作る「ウルトラフォーマーⅢ」によるHIFUシャワーなどでたるみが改善する可能性があります。
また一概に「たるみ」といっても
・元の骨格や組織のつき方、歯科治療の有無などで大きな左右差がある方
・フェイスラインにたるみが集中している方・法令線周りがもたついて気になる方
・頬はこけていてその他はたるんでいる方・皮膚の余りが多い方
など様々なバリエーションがあります
同じようなたるみ方をしていても個人個人で気になる部分が違うこともあります。
カウンセリングにてそれぞれのお悩みをお聞かせください
それぞれのお悩みに一番よい治療を提案できればと思っています
ウルセラ、サーマクールに関して院長施術をご希望の方は
施術料金+2万円で2時間VIPルームを貸し切り施術させて頂きます。
ご希望の方は予約の際にお申し出くださいませ。
来週土曜日(祝日)は休診となります。
11月30日(土)の受付は終了しました。
12月ご予約希望の方はお早めにお願い致します。
いつも東京美容皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。
今週もお疲れ様でした。