この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
吉井Dr 2019/07/13
医師の吉井です。
本日は連休前の土曜日、院長と診療にあたっています
ありがたいことに院内は大忙しです
本日はサーマクールFLXのお話をさせて頂きます。
ウルセラ?サーマクールFLX?の記事でも簡単にご説明しましたが
今日はサーマクールFLXについて少し詳しく見ていきます
前回記事でもお話しましたが
サーマクールFLXには「引き締め」効果があります
気になる部分を「引き締め」てボリュームダウンすることにより
フェイスラインのたるみ、法令線上のもたつきを改善する施術です。
高周波によって真皮や皮下の脂肪を包むコラーゲン繊維に熱を加えることで
即時的な「引き締め」効果を得ることができ、
また熱により収縮したコラーゲン繊維が修復する過程によって
施術~1ヶ月かけてより「引き締め」効果がでるのです。
この「引き締め」作用は縦方向・横方向・奥行きの3次元的に起こるため、
施術部位にボリュームダウンがみられ、
フェイスラインがすっきりと改善し、法令線も浅くなります。
また毛穴が目立ちにくくなる効果や、皮脂腺が縮小する報告もあります
(周囲組織が収縮したために皮脂腺のサイズが収縮したものと考えられています)
サーマクールは振動を同時に与えることで、ゲートコントロール理論を利用し痛みを減らしています。
振動と痛みを同時に与えたとき、脳は先に振動を感じ、後から伝わってくる痛みをブロックしてくれるのです。
振動を出さずに施術してみるとその差は歴然です。
お話しながら施術できる位に痛みや苦痛は少ない方が多いです。
照射を重ねていくと、特にフェイスラインなどに熱感を感じることがありますが
照射中とその前後にチップの内側から冷却ガスが吹き付けられることで
熱感は大幅に緩和され皮膚表面の熱損傷も防いでいます
サーマクールFLXは今までのサーマクールと異なる点が多くあります。
FLXとは
Faster(より早く)、aLgorithm(手順)、Xperience(経験)の略語です。
加えられる熱の量が1.3倍、熱の深達度が180%アップ
チップの面積が3.0㎠→4.0㎠と大きくなり、ショット数も300shot(首も含めると600shot)と減少、治療時間も短縮されました。
照射毎にファインチューニングが行われる。→高周波の伝わりやすさ(抵抗値)はそのお肌の部位によって異なります。毎照射部位ごとの抵抗値を把握することでより適正なエネルギーを照射することが出来ます。
熱感を緩和するためのバイブレーション機能が向上。
上記が主な異なる点となります。
半顔を施術しお鏡を見ていただくとすぐに左右差が分かる患者様もいらっしゃいますが
効果のピークは1ヶ月位で現れます
その後自然な老化の過程で半年~1年かけて戻っていくことが多いです。
当院では効果を持続させるためのメンテナンスに使用できる機械(同じ高周波のエンディメットプロやスカーレットS、HIFUの一つであるウルトラフォーマーⅢ等)も置いております。
自然な老化は日々進みます、継続的に加療してあげることもとても大切なことですね
※サーマクールFLXは7月29日以降、早目のご予約をお願い致します。
(予約状況は適宜変動いたします。こちらからご確認ください。)
「フィッシュオイルを飲んでる人はウルセラやサーマクールは受けられますか?」
という質問を受けました。外科的手術の場合は止めて頂く事もありますが
ウルセラやサーマクールFLXの場合は問題ありません By院長
今週は院長ブログはお休みです
明後日、月曜日は海の日のため休診となります。
吉井