この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
2017/05/19
こんにちは🌞とても暑い日が続きますね。
紫外線はシミ、しわの原因となります😲以前のブログで「皮膚老化」についてご説明しました。
そちらもご参照ください。またシミが出来ないよう日焼け止めの使用についてもご紹介しております(UVlock)✍🏼
https://www.tokyo-biyo.jp/drblog
https://www.tokyo-biyo.jp/drblog
では、残念ながら出来てしまったシミに対してはどうするか(転んだ後の杖ですね)が今回のテーマです。
まず、シミとは何か?からご説明します。
シミは皮膚の色素の局所的な増量のことです。
では、なぜシミが目につくのか。
それは、シミが顔面皮膚の色素の濃淡の差によるからです。
日本人は黄色人種ですが、黄色人種に比べ白人の方はシミが目立ちます👀それは、もともとの白人の方の皮膚色に比べ、シミの色素が濃いため目立つのです。
黄色人種でも色白だねって言われる方もいれば、色が黒い方もいます。
色が黒い方はシミは目立ちませんよね。
つまり顔面に限って言うと、顔面の皮膚の色を限りなく一色にすることがシミの治療において一つの目標となります👆
赤ちゃんの顔を思い浮かべてください。シミ一つ無く色素は均一だと思います。
アンチエイジングとは言いますが、シミもしわもたるみも無い赤ちゃんの顔の状態が究極目標かもしれません😊
次にシミの種類ですが大きく分けて5つあります。
①老人性色素斑、脂漏性角化症
②そばかす(雀卵斑)
③肝斑
④炎症性色素沈着
⑤後天性真皮メラノサイトーシス
今回は①②に対する治療法についてご紹介しますconfident
まず①ですが顔面に出現する最もありふれたシミと言われています。
20歳代から出現し、80歳以上の高齢者ではほぼ全員に見受けられます💨
ゆっくり拡大するもの、色調が濃くなるもの厚みを増すものもあります。
若い頃に日焼けをよくされていた方、若い頃には無かったけど最近、シミの様なものが増えたなと思われる方は①の可能性がありますので一度ご相談ください。
主たる原因は紫外線です☀本当に紫外線は恐ろしいですね😅
老人性色素斑は脂漏性角化症の初期病変です。
治療法ですが当院では炭酸ガスレーザーを使用します。
照射部位がごくごく小さい場合は麻酔の注射はせず、冷却にて行うことがありますが、大きいものは麻酔の注射をして施術を行います💡
施術後、約10日間はテープ保護をお願いしています🙂
炭酸ガスレーザーは組織を破壊しますので一時的に「凹み」を生じる可能性があります。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。
次に②ですが、思い描いていただきたいのは色素の薄い方(白人の方がわかりやすいと思います)は、そばかす(雀卵斑とも言います)が目立つ傾向にあります。
最初にご説明しましたが、色素の薄い方は濃淡の差によってシミが目立ちやすいのです。
そばかすに対しては当院ではSRAという機械を用いて治療します。
SRAはIPL(Intense Puled Light)+RF(高周波)となります。IPLはフラッシュライト療法に分類され、カメラのストロボのように強い光を照射していきます🌞
シミの原因はメラニンとなりますが、メラニンを多く含む組織に光を吸収させ、発生する熱によってシミの組織を変性・脱落させます✊🏿
治療後、約1週間〜10日程度でシミの部分が黒ごまの様に浮いてきます。
従来はフォトRFオーロラと言われていましたが、当院のSRAは最新のものにバージョンアップしておりフォトRFアドバンスと呼ばれます☺
①の老人性色素斑に対しても散在性であればSRAの適応になります。
紫外線は絶え間なく降り注いでいます🌞10代、20代の頃は海で日焼けをしてもなんとなく元に戻っていたかもしれません。
20代後半より、それまで蓄積されたダメージがシミとして表在化してきます😫
そして年齢を重ねると老人性色素斑、脂漏性角化症として現れます。
今からしっかり対策をする必要がありますね。
シミができた後の対策も今回ご紹介させていただきましたが他にもいくつかありますので、まずは気軽にカウンセリングにお越しください。
お待ちしております😊