この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
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日本生命浜松町クレアタワー 4F
2017/04/01
こんにちは
三寒四温とは言いますが週の最初は寒かったですが週末が近づくにつれ暖かくなってきました
今日は雨ですね。
今日は「皮膚老化とその対策」というテーマです。
皮膚老化・・・アンチエイジングを日夜考えている者としては恐ろしい言葉ですが・・・
皮膚老化は,深い直線シワや、タルミの出現に代表され、特に太陽光の慢性的な曝露により加速されます。
最近ではいろんな化粧品広告でも「活性酸素」という言葉を耳にすると思いますが、紫外線が当たると皮膚内で活性酸素が産生されシミやシワなどの原因となります。
皮膚老化についてお話しする前に皮膚の構造について簡単にご説明します。
皮膚を断面で観察すると、おおまかに表皮・真皮・皮下組織の3層構造をとっています。
まず表皮ですが、表皮に存在する細胞の95%はケラチノサイトと呼ばれる細胞になります。
このケラチノサイトにより形成される表皮の最外層は角層と呼ばれ、水分の蒸発や遺物の侵入、紫外線などの外的環境から防御する重要な役割を果たします。
真皮には皮膚の力学的な強度を保つ膠原繊維、皮膚の弾力性を作り出す弾性繊維が存在します。
では紫外線による皮膚老化が起きると実際に皮膚ではどのような変化が起きているのでしょうか。
① 皮膚表面の水分量の減少
② 表皮のバリア機能の低下
③ 皮膚粘性・弾性の低下
①②に関しては、表皮のケラチノサイト、③は真皮のコラーゲン繊維、エラスチン繊維が、紫外線により破壊されることが関係しています。
紫外線ってシミ、シワの大敵なのです。
僕が小さい頃は日焼けしている方が健康的で良い!って言われ運動会の時など日焼け止めは使ったことがありませんでした。
でも今は赤ちゃんでも使える日焼け止めがあるくらい、世の中で紫外線の影響について浸透してきている印象があります。
ちなみに、オーストラリア、ニュージーランドでは子供頃から日焼け止めを使用しサングラスをかけています。
紫外線量が日本より多いこともありますが、僕は日本でも男性・女性問わず日焼け対策を徹底した方が良いと思います。
東京美容皮膚科クリニックでは塗るタイプの日焼け止めと飲むタイプの日焼け止めを取り扱っています。
飲むタイプのものはUVlockという商品になり1日に1回内服します。
紫外線により「活性酸素」が発生しますが、この活性酸素に対して抗酸化作用を示し、炎症を抑えることで日焼けを防ぐというメカニズムになります。
さらにビタミンC、ビタミンD、プロテオグリカン等、肌に良い成分が配合されています。
夏になると例年、問い合わせが非常に多く、昨年も品薄の状態となっておりましたm(_ _)m
紫外線は5月くらいからケアが必要なレベル(UVインデックス3以上)となります。
※UVインデックスについて
現在、世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めています。
国内でも環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されています。
詳しくは気象庁のホームページをご参照ください。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_daily_uvindex_obs.html
実は紫外線量って一年を通じて多いと再確認されるはずです。
しみ、しわの予防、できてしまった後のケアも含め、お気軽にご相談ください。
新年度に向けて現在、各種施術のご予約を多く頂いております。
新たな機器の導入も決定し、今後ご予約が取りにくい状態が続くかもしれません。
東京美容皮膚科クリニックではLINEにご登録いただいた方へ期間限定のキャンペーン情報、新たな機器の情報をいち早くお知らせしております。
ちなみに4月は塗るタイプの日焼け止めUVミルクを先着15名様にプレゼントするキャンペーンをしております。
詳細はLINEでの情報をご参照ください。
ご来院お待ちしてます。
今週もお疲れ様でした。
素敵な週末をお過ごしください。