この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
東京美容皮膚科クリニック
港区 JR浜松町駅 北口 | 都営地下鉄 大門駅 直結
日本生命浜松町クレアタワー 4F
2015/07/15
東京美容皮膚科クリニック浜松町院の野口です。
今回は当院が力を入れている施術のもう一つの大きな核であるタトゥーの治療について書いていきたいと思います。
当院では2010年の開院時よりタトゥーの治療を積極的に行っています。
現在は関東圏内に限らず、日本全国から患者さんに来ていただいています。
タトゥーの治療において重要なポイントをいくつか挙げてみます。
①治療する機器の種類
②医師の熟練度
③皮膚のトラブルが起きた場合の対応
④クリニックの利便性
⑤治療費用
上記について補足していきます。
①タトゥーは、厚生労働省が認可したレーザー機器で治療するのが望ましいです。
中には脱毛の器械やレーザーを模した機器で治療している場合もあるようです。
厚生労働省が認可したレーザー機器以外で治療をすると、ヤケドのようになってしまう可能性も高くなります。
タトゥーで用いられるレーザーには何種類かあります。
QスイッチYAGレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Qスイッチルビーレーザーの三種類が主に使われます。
器械によってレーザーの波長が異なります。YAGレーザーは1064nm、
アレキサンドライトレーザーは755nm、ルビーレーザーは694nmです。
いずれも黒に反応しやすい波長なのですが、波長が長いほどレーザーが深くまで届くため、タトゥーのように深くまでインクが入っている場合では、
より長い波長のレーザーでの治療が望ましくなります。
当院では、QスイッチYAGレーザーを用いて治療を行っているため、かなり深く入っているタトウーにも対応できます。
当院で使っている最新のQスイッチYAGレーザー(MedLite C6)
②同じレーザー機器を用いても治療を行う医師によって効果に差が出ます。
その医師のレーザー治療の知識、経験が足りていないと、効果がしっかり出ないだけでなく、ヤケドなどの皮膚のトラブルとなってしまうことがあります。
レーザーにはエネルギーの設定があるため、レーザー治療に慣れている医師による治療が望ましいです。
当院の医師はレーザー治療に慣れておりますのでご安心ください。
③どんなに良い機器を用いて、慣れた医師が治療したとしても、ヤケドのリスクは避けきれません。
しかし、レーザー治療で起きる皮膚のトラブルは通常は適切な処置をすれば元に戻ることが多いです。
その適切な処置をせずに治療を継続してしまうと、ケロイドのような傷跡となってしまいます。
出現した皮膚の症状を判断し、治療を行うには皮膚科医が望ましいと考えます。
当院には、皮膚科専門医が常時おりますので、いろいろな皮膚のトラブルに対応可能です。
④タトゥーはどんなに優れた機器で治療したとしても、一回では消せません。
うすい黒のもので最低5回程度、濃い黒や黒以外のものですと場合によっては20回以上治療する必要があります。
当院は都心部にあり、JR、地下鉄はもちろん、新幹線、飛行機でもアクセスしやすい場所に位置しております。
⑤タトゥーは前述した通り治療を何度も行う必要があります。
一回や数回でいくらという値段設定の場合ですと、消えるまでに膨大な費用がかかってしまいます。
当院は回数無制限でレーザーの効果が出ている限り治療を行っております。
そのため、最後まで安心して通っていただけます。
当院で治療された方の経過の写真です。
治療前 / 治療7回後 / 治療15回後(終了時)
黒いインクの部分が徐々にうすくなっているのがわかります。
途中でレーザーの影響で茶色くなることもありますが、最終的にはその茶色味も消えてきます。
6月23日に日本テレビのNEWS ZEROで当院のタトゥー治療が取り上げられました。
昨今、医療機関ではないところでのタトゥー治療で皮膚のトラブルが増えているとのことで、医療機関でのタトゥー治療の実際について取材を受けました。
タトゥーの治療はそれなりの期間、費用のかかることですので、治療を開始するにあたっていろいろと不安なことも多いと思います。
当院はカウセンリングの際に、同じようなタトゥーの方の治療経過をお写真で見ていただきながら疑問なことはお聞きいただけますので、よく納得した上で治療を始めていただけます。
お気軽にご相談ください。